のぼうの城で勉強?   

2013年3月10日 天気:晴れ

和田竜氏の日本の歴史小説である「のぼうの城」。これが2012年に映画となったのはご存知でしょうか?その映画の題材となった城が「埼玉県行田市」にあると言うのでビックリ!城の全体が水に囲まれた浮城(忍城) と呼ばれた過去があり、その領主である成田市一門の成田長親は、領民から「でくのぼう」を略した「のぼう様」と呼ばれる名前とは裏腹の慕われ者。実話を元にした戦国時代の様子を見てみましょう。

 難攻不落の浮城"忍城址"

のぼうの城の領主は「成田長親(なりた ながちか) 」。彼が「のぼう様」と呼ばれる人物であり、農作業が好きで手伝いをしているハズなのに、なぜか迷惑を掛けていたりと評判はよろしくない様子。しかし民百姓に隔たりなく接する態度が身分の低い者からは信頼として返り、さらに百姓たちも「長親のためなら命を賭けることさえも厭わない」と言うことから長親への信頼の厚さが見えてきます <以下、のぼうの城サイトより>。

 〇駐車場 9時10分


駐車スペースが少ないので、到着が遅れると駐車出来なくなる恐れがあります。また少々見つけづらい場所に駐車場があるので、城の付近に来たら駐車場の看板を見落とさないように注意。私も何度か駐車場を通り過ぎてしまいました。「え?あ?さっきのが駐車場だったの?」って・・・(汗)

 〇城門を通ります 9時15分

戦国時代頃に時間を戻しましょう。天下統一を目指す豊臣秀吉は、北条氏を攻めるべく小田原城を攻略しようと企んでいました。当時、北条氏の配下にいた成田長親は当然のこと北条氏からの「籠城」命令に従うハズでしたが、裏で豊臣軍に降伏を内通しており、すでに北条氏との縁をキッパリ解消していたとのこと。

戦が始まり、豊臣軍に降伏をしていた成田氏は当然のこと一安心していたことでしょう。しかしその事情を全く聞いていない豊臣軍の「石田光成」が攻め込んできたもんだからビックリ仰天!成田氏が石田軍へ事情を説明するも聞く耳もたず攻めまくる。そんな傲慢な態度に怒り沸騰の成田氏が石田軍と戦うことになったってのが、この映画のメイン部分です。


石田軍2万超え VS 農民含めた3千の成田軍。石田軍の優勢は火を見るよりも明らかな状態でしたが、「のぼう様」への信頼の厚さによる高い士気が石田軍を苦しめ、石田軍が発案する城壁で城を囲み、利根川の水を流し込み沈めてしまおうと言う策(これにより浮城となった) も、成田軍の城壁破りで失敗に終わります。

 〇春の訪れが来ています 10時10分

その後、豊臣軍から小田原城の落城が石田軍に通達され、これにてようやく戦が終了となります。この小田原城落城時まで持ちこたえたのが、忍城である「のぼうの城」だけとなったワケです。以上!あ"~3月に入りスギ花粉が飛び交っているようで、鼻がかゆい、目がかゆい!観光どころではないわい(。>д<)

 ちょいと道の駅に立ち寄ります

城の見学も楽しいもんですね~。花粉が飛んでいなければ、もうちょっとだけのんびり過ごしたかったけど、鼻がかゆい、目がかゆい・・・こんな状況で長居は出来んです(泣) 春の時期は気持ち良いんですけど花粉だけは勘弁してもらいたい。杉の木を切り倒してやりたい(*′口`)

 〇道の駅 おかべ 12時00分


ぶっといサイズの深谷ネギを買いに来ました。こんがり焼いて食べると美味しいんですよね~。店内には深谷ネギのキャラクターである「ふっかちゃん」がいました。性別は時と場合によるとされ、年月日は平成22年6月28日(年は永遠に取らない) となっております。ネギのキャラクターね~。

のぼうの城は国道17号線から曲がってすぐの場所にあり、また高速道路だと関越道の「羽生IC」が最寄となるでしょう。駐車場は無料でしたよ。でも駐車場の位置は少々分かりにくい場所となるため、何も知らずに行くと施設の周りを1周してしまうかもしれない・・・(汗) 城内は料金を払えば見学できますので天守閣まで上って景色を堪能するのもいいですよ(^o^) あと、城内は撮影禁止です。