YukiHide 登山装備品

どんな装備で縦走やテント泊をしているのか・・・登山に興味が出たんだろう周囲の者から質問が増えてきてしまったため、もう思い切って登山装備ページを開設!となりました。メーカーや値段に関しては簡略して書き、逆にそれを使ってどれほど効果が出るのか、"ありなし" でどれほどの差が現れるのかを着目して書いていきます。内容は個人主観!これまで着々と買い続けた結果、気付けば50万円相当分の商品を購入!

このページの完成度・・・20% 気長にお待ち頂けると嬉しい

 〇テント (縦走時はほぼ活用)

テント。山荘泊ナシ縦走には必須の装備品。寝床。相場は15,000~50,000円。1.8kg程度。ポール(骨組み) とフライシート(防水カバー) も付いてきます。私は25,000円の物。一人で使用する場合は二人用を買った方がよく、これはザックの置き場所とかスペース確保とかの問題に関わってきます。風が吹いてもテント内は伝わらないため基本は温かい。真夏は蒸し風呂。収納の容易さや軽さで選ぶのが良いかも?

 〇エアーマット (縦走時はほぼ活用)

エアーマット、エアーパッド、銀マット・・・物は様々ですが、寒い時期はこれも併用しないとキツい。夜を快適に過ごすためには地面と体の層を空けることが絶対!体温を地面に奪われ寒くて眠れなくなります。種類は130cm ~180cm程度となり身長で判断。ザックをマット代わりにするなら180cmは不要。銀マットは強力である反面ザック収納はほぼ無理。私は写真のエアーマットを使用しています。

 〇寝袋(シュラフ) 縦走時はほぼ活用

寝袋とエアーマットを併用した使い方です。寝袋(シュラフ) の種類は色もしくは#(シャープ) で区分されるようですがメーカーによって様々。モンベルは赤や#0が最強です・・・と言っても北海道の厳冬期ではたぶん凍死。10月の火打山で#2タイプ、寒くて眠れず。FP(フィルパワー) とは潰した後の復元を指し、550以上が品質が良いと言われています。秋はマイナス10度程度(オレンジ、#2) の寝袋が宜しいかと。

 〇ザック (これは100%)

日帰りなら15から30リットル程度、縦走なら60リットル程度でしょうか?ポケットが多いと色々重宝しますので購入時はポケットの数も見ておくとGood!私が使っているザックはマムート60リットルで値段は25,000円。テント縦走時にはテント、寝袋、エアーマット、カッパなどをどんどん詰めるのでデカいザックにしないと後悔します。冬だとアイゼンも詰めますし・・・ワカンやピッケルはザックの外側に縛り付けます。

 〇アイゼン (雲取山、常念岳、奥穂高岳、御嶽・・・と冬山全般)

本当に楽して歩けます!雪では超必須のアイゼンは、軽アイゼンを含めると4本、6本、8本、10本、12本と歯が偶数ずつ増えていき6種類(稀に14本あり) 。前ヅメが出るのは10本からだったかな?傾斜の強い坂にはこの前ヅメがとても重要。冬の奥穂高岳は前爪ナシでは確実に死にます(汗) 余った紐は先端を燃やすか縛り付けるか。私は19,000円のブラックダイアモンド。夏用(本当は冬用が良い) の靴に取り付けています。

 〇ピッケル (奥穂高岳、茶臼岳など)

霧ヶ峰や美ヶ原など平坦な場所、雪があまり積もらない場所は不要でしょうが、急峻の坂がある山、雪崩の危険がある山、風が吹き荒れる山には必須の道具になります。登攀にも使います。主な使い方は専用HPで。ピッケルには別途キャップが必要です。先端の鋭い爪にかぶせるキャップですが、ザックに縛り付けた場合、大人の目の高さになってしまうので接触事故注意。ピッケルは12,000円~20,000円程度。

 〇ワカン (巻機山・・・新雪時や雪が緩んだ時)

新雪で歩くたびに足が埋もれる状況で初めて効果が発揮します。しかし取り付けは難しく、これに失敗すると靴とワカンがズレてしまい実に不快な思いをします。装備したからと言って雪の上をスタスタ歩けるわけではなく、20cm程度は沈んでノッタリ歩けると言った感じ。でも使わないと80cmは沈みラッセルとなります。ガチガチに固まった雪ではワカンは逆に不便で、こう言った時にはアイゼンが強力。使い分けが必要です。

 〇スノーシュー (霧ヶ峰・・・平坦な山に活用)

新雪時では絶大な効果を発揮。その力はワカン以上です。重量物なので足への負担が難。面積が大きいためザック収納はほぼ不可でザックに縛り付けるしか手がありません。また使用場所が平坦な地形の山(霧ヶ峰、安達太良山など) に限られてくるため使用頻度は低いかも。急峻な坂でスノーシューは地獄です(>_<) 価格は10,000円前後。新雪時、スノーシューを外し1歩目を出したら体が沈み、正直死ぬかと思いました。

 〇ゲイター(基本どこでも携帯)

スパッツとも呼ばれています。ズボンの裾を絶対に汚したくない時は必需品です。5,000円くらいする道具。サイズはまちまちですが、すね辺りまでカバーできれば十分でしょうか。靴の下に皮ベルトのような物で巻きつけるため隙間は出来ません。雨の日、雪の日など色々な場面で使ってきまして効果あり!靴の中に雪や泥が入らないよう補助的な役割もこなしています。使い終わった後は錆に気を付けて!

 〇登山靴(100%使用)

登山における絶対に必要な道具と言えば登山靴です。石や岩を蹴飛ばしたとき、普通の靴では爪が割れたりするダメージをほぼゼロにしてくれます。くるぶしまでガードが行き届いていると捻挫の可能性を軽減してくれます。長時間の歩行疲労も軽減。絶対に必要。相場は10,000円から45,000円。高い・・・(>_<) 写真は一代目の靴でソールが剥がれてしまいテーピングで固定した物。8年くらい使っていました。

 〇スコップ&スノーソー(雪山テント泊は必須)

雪が軟弱ならスコップで掘り返し、雪が硬かったらスノーソーでブロックを作る。その状況に応じて選ぶ必要があります。これらを使わず手で掘ることも可能ですが、素肌では手があっという間に凍えてしまうし、ブロック作りも困難です。グローブだと濡れて使い物にならなくなるし、耐水グローブでも手掘りはキツイ。スコップとスノーソーはどちらも5,000円前後。ザックに縛り付けて持ち運ぶことになります。

 〇バーナーなど一式(テント泊では必需品)

バーナーにはガス缶が絶対必要で、またコッヘルの調理器具も必要で、トータル12,000円くらいかかります。バーナーが8,000円前後でコッヘルが4,000円前後。バーナーも高いのだと単体で18,000円まで跳ね上がります。ガス缶は空港に持ち込めません。写真のサイズ(中サイズ)1缶で朝食夕食10回分くらいは持ちますが、鍋や鉄板(焼肉) を使う場合は怪しい。いつも1缶携帯して登山に行きます。

 〇プラティパス(テント泊では重宝)

ざっくり言うと携帯ボトルです。テント場と水場が離れている場合、水を必要とする度に行ったり来たりは正直苦痛です。それが往復20分とか(トムラウシとか) になると地獄です。そんなときにこれを使うと便利。写真は2リットルサイズで収納時はクルクル巻にして片付けられます。お値段は2リットルで1,500前後。店舗によってはプラティが揃っていない場合があるのでご注意!好日山荘さんは置いてあります。

 〇登山用腕時計(毎回所持)

標高や気圧(hPa) など登山に重要な情報を調べる機能もついていますが、実は使った試しがない・・・時刻ならスマホで確認しちゃうしな~。商品は25,000円から50,000円となかなかのお値段。モノによっては電波時計ではなく手動で時刻を合わせる物もありますので購入時は注意です。私の使っている物も手動で時刻を設定しなくちゃいけないもの。買った後に気が付きました(汗)