山岳道路巡り

2014年5月5日 天気:晴れ

【補足】走行中の写真につきましては安全な方法で撮影をしています

毎年恒例で毎年見に行っている秩父羊山公園の芝桜。その後は山岳道路を利用し山梨県へ入り、帰りはまた山岳道路に入って東京都を走ると言う道路巡りばかりをして、そして家に帰ってみれば「とにかく道路を走っていたな~」とポツリ。そんなこんなで今回のプランの名前は「芝桜巡り」ではなく「山岳道路巡り」と決めたわけ。今回は道路ばかりの写真ですが、通った道がどんなもんなのか参考になるかと。

 羊山公園まで突っ込む!

都内から羊山公園に向かう場合、高崎方面からの進入ルート、飯能方面からの進入ルートのどちらかを選ぶことになりますが、高崎ルートは平坦な道、飯能ルートは山岳道路。難易度も変わってきますので、どちらを選ぶのかはご自身の運転慣れを考えた上で決めて下さいませ。さぁ、どっちがいいかな?

 〇やっぱ国道299号線 7時00分

おいおい、バイクのナンバープレート上げすぎじゃないのかぃ?違反車じゃなきゃいいけど。

青看板に書かれている正丸峠は、細い山岳道路へと繋がる難易度の高いルート。この道を過去に1回使ったことがありますが、ビュースポットである刈場坂峠まではハイカーやツーリングの方が多く危ないです。

 〇毎度おなじみの道の駅 あしがくぼ 7時25分


ゴールである羊山公園が大混雑している可能性がとても強いため、なので手前の道の駅で休憩を取ります。ツバメがたくさんいて「ちゅんちゅん」鳴きまくり。ドヤ顔するツバメもいて愛嬌たっぷり。ちょっと肌寒い天気ですのでアウターを着込みます。

 羊山公園に到着!

芝桜が咲く時期の羊山公園は残念なことに正規の駐車場は進入禁止。泣く泣く別の駐車場を利用しなければいけません。しか~し!私は虎の巻を持っているため堂々通過できるんです!今回も去年と同様に虎の巻を使って進入します。それと虎の巻の正体は申し訳ありませんが企業秘密です。

 〇虎の巻があると楽だ 7時50分


芝桜が咲いていない時期なら正規の駐車場までドンドン行けるんですが、まぁ見頃は過ぎているから行くこともないか。緑のカラーコーンで左を通行客用にし、右を車両専用にして区分けをしています。

 〇入場券を購入しましょう 8時00分


見るためには一般入場料300円が必要です。虎の巻を使わない場合の駐車場料金500円がさらに追加されますので、合計で800円支払わないと見学することができないわけ。しかも別の場所へ強制移動。

 〇なんだ?このありさまは・・・ 8時05分

毎年見に来ているんですが、だからこそ分かる年々悪化するこの風景。一体どうしたんでしょうか?見頃を迎えたハズなのに緑色が多すぎるぞ。花が枯れているのか?それとも咲いていないのか?

雑草が生えている!おいおい・・・これじゃあ芝桜の成長を妨げるんじゃ!? この手入れの無さは一体・・・これには他の観光客の方からも「ヒドい」って声が。今年の芝桜は非常に残念だったかもしれない。

 〇屋台見物 8時20分



気分を変えて屋台見物にしましょう!芝桜の見頃に合わせて屋台が並びますが、立ち入るためには一般入場料300円を払っていないと立ち寄れません。この日は雲が出ているため寒い寒い!カキ氷店やアイスクリーム店は客足が思わしくない様子で、その反面、じゃがバターや焼き鳥、お好み焼き店は大盛況。こればかりは仕方ない・・・。寒い中でのホットな食べ物は心も身も温まる~

 山梨県を目指します

芝桜観光も終わりましたので、今度は意味なく山梨県に向かってみましょう。最短ルートは奥秩父方面に向かっての雁坂トンネル経由で進むルート。ここから先は山岳道路ですから安全運転で行かなくては。

 〇国道140号線を走る 9時35分

大滝まで14kmで、甲府まで79km・・・こりゃ遠い!国道140号線をひたっすら走って山梨県を目指します。ガソリンに不安がある場合は大滝周辺で入れないと最悪な結果を招きます(>_<)

山道って感じが出てきましたね。今年の2月に襲った大雪はこの道を完全に塞いだようで、ようやく走行許可が下りたのは4月の春に入ってからだそうです。同時期、いつもなら簡単に通れる道なんですが。

 〇道の駅 大滝温泉 10時00分


埼玉県のラスト休憩所です。ここを過ぎたら山梨県まで売店やスタンドは皆無。ツーリングの方を含めほとんどの観光客の方はここで引き返して秩父市に戻っていますね。ここより先は山岳道路になりますので運転慣れをしていないと危ないかも。それを踏まえての引き換えしなのかな?その気持ちは分かる。

 〇雁坂トンネル方面へ 10時15分

栃本と三峰神社方面、もしくは甲府方面、そのどちらも結局は同じ道につながります。ここは青看板通り(国道140号線) に右折しましょう。この先にあるループ橋はかなりの見応えがありますので!

 〇見応え抜群のループ橋 10時20分


来ましたループ橋!奥に見える滝沢ダムを建設するにあたり道整備ってことで、なんだかすんごい橋が出来上がりました。ここを走るとその高度感がガチに体の奥へと染みてくるので緊張がいい感じに(笑)

 〇山岳道路は続きます 10時30分

山岳道路らしくグネグネした道が続きますが道路はしっかり整備されているので問題ありません。落ち着いて走行すれば大丈夫。でもこの道、深夜に走るとおっかないでしょうな。


雁坂トンネルに到着しました。6km以上のトンネルですから結構長く感じます。外と違ってトンネル内は妙な圧迫感がありますので写真撮影は控えました。通行量として普通車730円が徴収されます!

 山梨県エリアに到着

雁坂トンネルを抜ければ山梨県に入ったことになります。長い長いトンネルを抜けて雪が残っているかな?って思いましたが全て融けきっていましたね。百名山の甲武信ヶ岳もこの辺りにあります。

 〇雁坂トンネル料金所 10時45分

出口(山梨県側) に支払所あり。このトンネルが開通したことで埼玉県と山梨県の移動が本当にスムーズになりました。無い時代はざわざわ遠回りしないといけません。730円なんて安いものです。そしてようやく山梨県へと入りました。小銭を前もって用意しておくと支払いがスムーズにできますよ。

 〇道の駅 みとみ 10時55分

ブギューって鳴きだしそうなイノシシのヌイグルミ。でも置いてあるからって別に意味はないようです。

 〇蕎麦屋を探して走ります 11時30分


前方に電波塔が見える。意味なく見つけてしまうのは完全な職業病だ!さて、そろそろお昼になりましたのでスマホ検索で蕎麦の美味しい店を探します。でもこの辺りに蕎麦屋なんてあるんかな~?

 昼食はどこにしましょうかね?

山梨県で美味しい名物って言ったら「ほうとう」って候補が挙がるんですが、小作(って名前の店) にも行ったし他にも色々立ち寄ったし。なので今日は蕎麦屋に行こうかな?さてさてスマホ検索でも使うかな。

 〇蕎麦屋「そば丸」 12時20分


住所をカーナビに設定し、そして付近に来たと思うんですが・・・あれ?見つからない・・・って、ここか!? これは通り過ぎちゃいそうな危険あり!「そば丸」って名前の蕎麦屋です。すでに11組の待ち行列ができており、駐車場も決して広くはない状況。休日の昼時は待ち時間が半端ないことになりそうですな。

へぇ~珍しいな。冷たい蕎麦を注文すると生わさびが一緒に付いてきて、そして自分ですりおろして食すって言うスタイル。うむ・・・蕎麦もわさびも美味い味だ。口コミでは5段階評価で平均4.1評価の蕎麦屋です。

 さてさて帰りましょうか?

高速道路を使って帰ろうか迷いましたが、高速道路まで行くのに時間がかかるし、高速道路に乗っても渋滞に巻き込まれる可能性があるし・・・あの小仏トンネルがあるしな~(汗) なので下道で帰ります。

 〇帰りは国道20号線 13時15分


帰ろうと思った途端にこの雨。ザーザー降ってます。スリップしないように落ち着いて走りましょう。帰りは国道20号線を使って奥多摩方面に向かいます。奥多摩駅まで60kmはありまして、これも遠い。ガソリンに不安がある場合は甲州市で入れるか、37km先にあるスタンド(道の駅たばやま周辺) まで耐えるか。

 〇道の駅 たばやま 14時10分


げげっ!ガソリンメーターの給油ランプがオレンジ色に光ってもうた!こりゃ危ない!雨の中の走行よりもガソリンが尽きないかそっちの方が心配でした。そんで道の駅たばやまに到着し、その近くにあるスタンドで無事給付。道の駅でヤマメの塩焼きを食べました。しかも炭火で焼いてくれているので美味しい!

 〇あれは雲取山からの下山者だ! 14時20分

休憩も十分に取って、さぁ奥多摩方面へ進みましょう。ちょうど奥多摩湖が見える辺りまで来たら・・・なんと、雲取山を下山したと思われる登山者がいたじゃないか!ここは鴨沢バス停。この雨の中での下山は大変だったことでしょう。本当にお疲れ様です。バス待ち列も長くなってるな~。登山にカッパは必要です。

 〇帰りは楽々気分で 15時00分

奥多摩駅辺りから民家や鉄道が見え始め、ようやくこれで山岳道路地帯を抜けられます。雨も止んで見通しも良くなり安全走行が出来そうです。奥多摩線も写真の上部に写っており、いつもは電車で来ますが今日は車で来ていて、なんだか不思議な感じがしますな~

休日でも山岳道路(国道140号線と国道20号線) は混雑なしのスムーズな走行が出来ましたね。途中の雨にはちょっとやられた感がありましたが、最後は雨も止んでくれたのでOKとしましょう。今回通った山岳道路は悪路難路はそれほどないかと思いますが、下りカーブが多発する道ですのでスピードの加減が少々難しいかもしれません。そのため、運転に慣れるまではこの道はお勧めしません。